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300年以上の歴史を持つ「四日市祭」について学ぶことで、四日市の文化について考えるきっかけにしようという主旨のもと年十二回の講座を開催する運びとなりました。それに伴い、こちらのホームページから、その講座の日程・会場をお知らせするとともに、四日市の祭りに関する貴重な情報も併せて紹介したいと思います。

大入道

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中納屋町

四日市祭・大入道大入道は、高さ2.2メートルの山車の上に立ち、白・黒の縦縞のどてらに赤帯を締め、身の丈3.9メートル、首の長さが2.2メートル(ろくろ首の伸長時)あり、からくり人形としては日本一の大きさである。頭部のからくりは黒から金目に転換する時に太い眉毛が動き、口が開いて赤い舌を出す他、顔の上げ下げが行なえる。頚部は当初伸び縮みするだけであったが、後に改良が加えられ、喉の部分が曲がって豊かな動作ができるようになった。このように、その大きさのみならず、広い空間を自由に使って演技を行なうからくり人形は他に例がない。三重県の有形民俗文化財に指定されている。

安永年間(1772~1781)の黎物一覧では「百物語」(旧桶之町)とあり、化け物の人黎だったのではないかと考えられ、その後、大入道だけがシンボリックになったのではないかと思われる。地元の口伝では文化2年(1805)に名古屋のからくり人形師、竹田寿三郎・藤吉親子によって作られたのが最初といわれ、首が曲がるように細工が施されたのは明治2年であるとされるが、戦災等により実証する史料がなく、残る文献史料からは、ほぼ幕末には現在の大入道に近い山車があったと考えられている。

また、この一帯が納屋(倉庫)が多く、薄気味悪い雰囲気を醸す場所であったことから、いたずらタヌキと町人との騙し合戦の結果が大入道であるとの民話も残っている。